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”Safety Kids いずみ”
「かみしばいで楽しく学ぶ子どもの事故予防」活動報告
消費者フェスティバルかながわ2013

活動発表する太田さん  
活動発表する太田さん  
衣服に火が付いたら、どうします?と問いかける長谷川さん  
衣服に火が付いたら、どうします?
と問いかける長谷川さん
 
 
 子どもの事故予防ボランティアグループ “Safety Kids いずみ”は、5月17日(金)、かながわ県民ホールで開催され「消費者フェスティバルかながわ」の活動報告会で発表を行った。

 実際に起こった事故をテーマとした紙芝居 “「どっちがよいこ?」かみしばい” を使い、代表の太田由紀枝さんが楽しく学ぶ子どもの事故予防の活動を披露。普段は子どもとその保護者相手ではあるが、今日は大人ばかり。その中で、臨場感あふれる話しかけと聴衆にも参加して貰いながらの講演であった。また、当グループの顧問でもある長谷川祐子さんも登場し、衣服に火がついた時の消火の方法を消火の原理も含め子どもたちに教えている場面を再現していた。


 この発表に対し、アドバイザーの慶應義塾大学院法務研究科の石岡克俊準教授は、この紙芝居は、大変工夫され、その出来栄えは非常に洗練されている。この活用で活動展開をされ、効果が発揮されることを期待している、とコメントしていた。

   休憩時間には、展示を見て回り、質問も。(Safety Kids 展示の前で)
休憩時間には、展示を見て回り、質問も。
(Safety Kids 展示の前で)
 

 このフェスティバルは、神奈川県県民局(くらし県民部消費生活課)が毎年この時期に行っており、今年が4回目。「県内では、多くの人々が暮らしをより良くしようと活動をしている。家計のやりくり向上をめざす活動や、子どもの事故予防の教材を作る活動、消費者被害を防ぐための教育を行う活動など・・・。それらの活動発表を聞いて、何か活動を始めること、そして続けることで何ができるのか、一緒に考えてみませんか?」(県HP)として開催した、としている。


 今回活動発表を行ったのは、“Safety Kids いずみ”のほか、障害者の消費者被害の対策研究、高校における学習実践、消費者被害未然防止出前講座、生活者の家計・経済意識研究など8団体が、それぞれ短い時間に熱心に発表を行った。

広い会場も満席に  
広い会場も満席に  

 また、各団体は会場の壁とその前のテーブルを使い、活動紹介の展示や資料の配布を行っていた。

 各団体の活動報告の前に、「消費者問題のとらえ方ー『消費者市民社会』との関連でー」と題し、石岡淳教授が基調講演を行った。現在の消費者問題の状況から、消費者の自立の重要性とそれには消費者教育が不可欠だ。個人が、消費者、生活者としての役割において、社会の発展・改善に積極的に参加し、地球、世界、子に、地域、課z区の幸せを実現すべく、堺の主役として活躍する人々=消費者市民が求められている、としていた。