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まずは、切符の買い方から |
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視覚障がい者の外出支援ボランティア「誘導ボランティア さくらんぼ」が泉区社会福祉協議会の後援で主催する「誘導ボランティア養成講座」の第3日目が、11月6日午後、泉ふれあいホームを起点に、相鉄いずみ野線電車の乗降、神奈中バスの乗降訓練が行われた。
この日は、相鉄いずみ中央駅での切符購入時、改札を通る際の注意事項の説明を受け、実際に誘導体験をしながら駅構内に入る。講習2日目で学んだエレベーター、エスカレーター、階段の上り下りを復習。プラットホームで、電車の乗り降り時の注意事項を受け、電車が来るまで各組ともイメージトレーニング。いずみ野駅で降車。神奈中バスで同社戸塚営業所上飯田車庫まで。同車庫に駐車している従来型、ノンステップ型バスで、乗車、料金支払い、社内移動、着席時などでの注意事項を受け、訓練を繰り返した。
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電車に乗り入れ |
歩道と乗車口との間隔、ステップの段差、狭い車内での歩行・着席、降車時の最終ステップと歩道との間隔などで、メンバーから障がい者への声かけ、あわてず、あせらず、落ち着いてとの注意を受けながら誘導実習を行っていた。
この日同営業所では当車庫で、旅客接遇、運転手の遵守基本事項、運転心構えなどについての月次教育日に当ったことから、大勢の運転手さんたちも、この訓練に立ち会った。中には自ら視覚障がい者体験をする人もいた。また、さくらんぼのメンバーから視覚がい者誘導時、バス乗降時に普段困っていること、ありがたいと思ったことなどについて、要望も含め全員に語りかけていた。
泉ふれあいホームに帰着後、受講者たちは視覚障がいの等級や交通機関の割引制度について説明を受けていた。最終日の11月13日(木)は、実習の振り返り、さくらんぼの実際の活動内容紹介、受講修了証授与、今後の活動についての話し合いなどが行われることになっている。
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乗車と料金支払い |
降車 |
運転手さんたちにお願いやお礼を |
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